貴州省の赤水市に位置するGuizhou Chitianhua Paper社が同社工場唯一の年産25万トンの竹パルプ・ラインを再稼働させた。ライン製造元のMetso Paper社によれば、同ラインは竹パルプ生産ラインとしては世界最大であるが、販売不振と国営企業として財政難という理由から2014年7月に操業を止めていた。休転中だった同ラインは1月8日から稼働を再開し、現在微調整を実施しているが、今月末までには商業生産を実行すべく下準備中となっている。同工場は同社がShanghai Taison Pulpに買収されて以降にこのライン再開プロジェクトを進めていた。因みに親会社となるTaisonグループは2つの大手再生コンテナーボード・メーカー、Anhui Shanying Paper社およびJian Paper社を保有している。
1月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ