南米エクアドルの包装用紙メーカーPapelera Nacional社は、2014年の再生コンテナーボード生産量を約14万5千7百トンとし、国内新記録を樹立した。同社役員によれば、同社Marcelino Mariduena工場の浄化フィルターの新設などいくつかの改良を施した結果が新記録に結びついた模様。同工場は製紙ライン2機を保有し、エクアドル主要港Guayaquilから1時間の距離にある。また、同工場関係者は、2015年には更に合計15万トンの生産量を目指すと語っている。2014年、同社は約9万トンのスーパー中芯原紙と、約5万5千トンのライナーを生産したが、いずれも用途はバナナ輸出用カートンの資材となっている。
1月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ