韓国の新聞用紙メーカー最大手の全州製紙は、昨今の需要低迷と利益率低下に対処する為、今月の春節を挟んで実施される同社Jeonju工場、Cheongju工場、両工場の定期保守点検の休転に加え、休転期間を追加することを決定した。今回の休転によって、通常の生産体制より約2万トンが減産されることとなる。同社が昨年後半に実施した減産と同様に、今回も国内および世界市場での新聞用紙需要の減退、歯止めの掛からない輸出価格下落への対抗措置としている。同社は昨年の第3四半期、第4四半期の期間にも同2工場で休転を実施しており、新聞用紙約6万5千トンを減産していた。
2月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ