中国通関当局の最新の統計によると、同国1月の古紙輸入量は前月比11.2%急落し約228万トンとなった。大きく数字を落とした理由はメーカー各社が2月の春節に合わせ、1月には既に概ね在庫補充を終えていたことによるものと思われる。在庫補充は11月12月に実施された模様で、特に12月は前月の約256万トンから20.4%数字を伸ばしていた。それ以降、古紙購入者の多くは春節期間中の休転延長を計画するなどして、直前の古紙の輸入を抑えたことも要因となっている。
3月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ