APP社は、同社の中国8工場にそれぞれ50万世帯以上の電力需要に匹敵する200メガワット(MW)の屋上太陽光発電システムを設置することが分かった。同社によれば、昨年設置した70.5MW分の既存設備に新たに129.5MW分を加えるというもの。この取り組みは紙パルプ産業界では最大の太陽光発電プロジェクトとして期待されており、世界的にも屋上太陽光発電としては最大級のものとなる。太陽光パネルの総面積は400万平米、サッカー場560面に匹敵する規模である。今回パネルが新設される8工場は下記となっている。Gold East、Gold Hongye、Gold Huasheng、Hainan Jinhai、Yalong、Ningbo Zhonghua、Ningbo Asia、Guangxi Jungui。発生した電力は地域ユーザーの利益の為、国営送電企業へ配給される予定で、その見返りとしてAPP社は安価な電力供給を受けられることになる。
3月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ