中国は、EU、米国、日本から輸入する重袋用未晒クラフト紙を対象としてアンチダンピング(AD)調査を開始した。対象とされている品種は、主にセメントや、化学品、穀物用途のパッケージとして使用される未晒木質パルプを原料としているものとしている。同国商務部によれば、2016年4月10日までに事実関係の立証を完了するものとしているが、同10月10日まで6ヶ月延長される可能性もある。ダンピングの実態調査対象期間は2013年11月1日より2014年10月31日、また2011年1月1日から2014年10月10月31日までの期間に、対象とする輸入品が国内産業に損害を与えたかどうかが検証されることとなる。
4月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ