PPPC発表の最新の統計によれば、北米全体の新聞用紙出荷量は2015年初の急降下から、3月は更に減速する動きとなっており、この第1四半期でも平均12.1%の大幅減となった。第1四半期はカナダ市場向けでは前年同期比4.1%減、米国市場向けでは同13.6%の大幅減となっている。北米からの3月新聞用紙輸出向け数量は、前年同月比17.9%減となっており特にアジア市場向けの同32.9%減や中南米市場向けの同22.4%減など大幅な下落が目立っている。また、今年の1~3月の累計でも前年同期比21.0%減となっており、新聞用紙市場の低迷に歯止めが掛からない状態。
4月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ