ロシアのArkhangelsk社が統括するArkhbum Tissue Groupは、モスクワ南西90kmのKaluga郡に位置するVolsino工場へ新たなティッシュ・ラインを導入する計画を進めている。同グループは、このほど工場への全てのマシン、設備など納入業者選定の詰めを終了した。ライン本体についてはバージンパルプ100%で日産200トンの生産能力を有するAndritz社製として、熱電併給システムを含め契約に署名した。設置工事は7月末の予定で、2017年の第1四半期には紙巾2,800mmのティッシュ・マシンとして稼働を見込んでおり、同時にトイレット紙・キッチン・タオル・ティッシュ・ナプキンなどの加工ラインも稼働させる意向。当プロジェクトへの投資総額は1億1千万ユーロとしている。
4月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ