米国森林紙製品協会が発表した最新統計によれば、今年第1四半期の米国からの紙パルプおよび板紙の輸出向け数量は、前年同期比3.6%減少、輸入量も同2.3%減ったことが分かった。輸出量は累計で985万トン、取引額は約$61億で前年同期比2.6%減少した。また輸入量累計は440万トン、取引額は約$48億で同0.1%微増となった。今年の1月末時点では、輸出量合計は同3.9%減、2月末時点では5%減で、一方、輸入量はそれぞれ1月同7.7%減、2月同4%減となっていた。同国の貿易取引は、米ドル高による輸出減、西海岸港湾争議、更には主に米国東部の厳冬の影響による輸出入減の影響を受けたことで昨年後半から減速したとしている。
5月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ