ブラジルの林産企業で世界最大級のユーカリパルプ・メーカーであるFibria社は、このほど同社取締役会に於いて、同国Mato Grosso do Sul州に位置する同社Tres Lagoas工場の増設プロジェクトが承認されたと発表した。新たなパルプ生産ラインは年産175万トンの生産能力を有するが、同工場で操業中の既存生産能力と合わせれば1工場で合計年産300万トンに到達、同工場は世界有数のユーカリパルプ生産拠点となるとしている。結果として、同社全体の生産ラインを含めると、生産能力合計は現在の年産530万トンから700万トン以上へ大幅に増産体制を図ることになる。
5月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ