北米の紙パルプ製品評議会が発表した最新の統計によると、5月北米からの中南米向け新聞用紙輸出量は今年初めて前年同月比で上向き、前年5月の6万3千トンから8.2%増の6万8千トンとなった。これは前月から比較すると実に23%の急増であった。当月の北米からの輸出量合計のうち中南米向けが45%を占めた。今年1月~4月の中南米向け輸出量合計は、前年同期比25%大幅減の21万7千トンであった。一方、北米5月の新聞用紙出荷量は前年同月比19.5%減の28万5千トンであった。また、5月北米の同品種在庫量は同7.1%減少して24万6千トン、生産量は同14.6%大きく数字を落として44万7千トンとなった。
6月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ