最新の米国雇用統計によれば、6月の非農業部門就業者数が22万3千人増加したが、全体の失業率は前月からやや減少し5.3%で、わずかに改善した。雇用が上向いた要因は、主に専門的な対事業所サービス、ヘルスケア部門、小売業、金融部門や輸送・倉庫業などでの雇用が幅広い分野で伸びたことによるもの。全体では6月の失業率は前月から0.2%ポイント減少し5.3%で、失業者数の合計は37万5千人減って830万人となった。成人労働者層では、6月の成人男性の失業率は4.8%、成人女性の失業率も同じく4.8%、白人は4.6%、黒人は9.5%、10代の若年層は18.1%、ヒスパニック系は6.6%、アジア系労働者の失業率は3.8%となった。このうち、長期にわたって(27週以上)の失業者は38万1千人減って210万人まで改善、失業者全体の25.8%となった。
7月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ