リトアニアのGRIGISKES社傘下にあるKlaipedos kartonas社は、製紙ラインの近代化へ向けて基幹プロジェクトをスタートさせた。最終的には今後3年~5年の期間で、生産能力を倍増させようというのが同社の狙いである。6月4日にGRIGISKES社が公表した内容によると、同子会社はこのプロジェクトを3ステージに分けて実行していくものとしている。既にKlaipedos社とVoith社の間では、投資額930万ユーロの新設備導入に関する供給契約が調印済みで、製紙ラインの近代化工事の第1ステージは開始されている。同社関係者によれば、まず2016年第3四半期末までにマシン・スピードと生産量を合わせ生産能力を30%増強するとしている。
7月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ