ノルウェーを本拠とするNorske Skog社のSaugbrugs工場は、SC紙年産12万5千トンの4号機を市況調整の為3週間休転させていたが、7月20日操業を再開させた。同社関係者によると、今回の4号機休転により市場から約1万トンのSC紙を削減したとしている。一方、同じく同国のSkogn工場の新聞用紙年産15万トンの2号機は依然休転となっており、期間は9週間を予定している。また、同社はイタリアのティッシュ加工会社であるRoto-cart社とジョイントベンチャーを組み、新たにティッシュ紙市場への参入を画策していると公表した。2社はNorske Skog社のオーストリアBruck工場にある1950年代に導入した3号機を廃棄、新たなティッシュ・ラインを設置する計画である。
7月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ