APP中国は、浙江省寧波市に位置する板紙年産60万トンの生産能力を有する同社工場の移転計画の概要を公表した。同工場の複数の生産ラインは2017年中に同市の既存工場へ移転させる計画で、同工場はAPP中国の子会社寧波Zhonghua Paper社が経営していたもの。移転を余儀なくされる海曙区に位置する同工場は3機の板紙ラインを保有しており、移転先となるBeilun工業区の工場は、同様にAPP中国の子会社寧波Asia Pulp & Paper社が経営しているが、大型の板紙ライン2機で現在の生産能力は年産220万トンである。寧波市当局は同市の都市環境4年計画の中で、市街地にある製造業の工場を工業地帯へ移転させる指示を出している。
7月31日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ