最新の米国雇用統計によれば、7月の非農業部門就業者数が21万5千人増加したが、全体の失業率は前月から横這いの5.3%で、変化なく推移した。雇用が上向いた職種は、小売業分野、ヘルスケア部門、専門的な対事業所サービス、金融部門などでの雇用が幅広い分野で伸びた。全体では7月の失業率は前月から横這いの5.3%で、失業者数の合計は前月同様の830万人であった。成人労働者層では、7月の成人男性の失業率は4.8%、成人女性の失業率が4.9%、白人は4.6%、黒人は9.1%、10代の若年層は16.2%、ヒスパニック系は6.8%、アジア系労働者の失業率は4.0%となった。なお、これまで就業経験がない7月の失業新規参入者は10万7千人減少した。一方、長期にわたって(27週以上)の失業者はやや増えて220万人となり、失業者全体の26.9%であった。
8月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ