山東省の晨鳴紙業ホールディングスは、2017年に湖北省Huanggangに年産30万トンのNBKP工場新設を計画している模様。Andritz社がクッキング工程を供給する他は、すべてValmet社が設備・設置の業者と任命されており、このほど契約書への調印を終えた。この新ラインへの十分な木材チップ供給を確保する為、同社はHuanggangに約22万ヘクタールのパイン材栽培地を設けているとしている。2008年に同計画を発表した時点で、同社は既にパイン材の植林を開始していたもので、そのうち約17万ヘクタールが既に2014年までに植樹されていた。同社によれば、パルプ自給率を向上させることにより輸入材への依存を軽減するとしている。
8月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ