米国の最新の産業統計によると、8月の米国製造業部門はその経済活動が32ヶ月連続で拡大しており、産業界全体でみても75ヶ月連続で成長を維持している。米国8月のPMI指数は51.1%で前月の52.7%からは1.6%ポイント減となり、製造業はやや活気が停滞気味となっている。また、製造業新規受注指数は前月の56.5%から4.8%ポイント下向き51.7%へ数字を落としており、いずれも好不調の分岐点である50%以上をかろうじて維持している。一方、製造業生産指数は56.0%だった前月より2.4%ポイント下落し53.6%となり、やや弱含みで推移。ただし製造業雇用指数は前月の52.7%から1.5%ポイント数字を落とし51.2%となった。全体の数字で後退がみられており、やや経済活動に減速感がある。
9月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ