最新の産業統計によれば、米国8月の工業生産高指数は7月に0.9%の微増をみせた後、前月比0.4%の微減となった。7月の増加は実際には前月報告した数値より、鉱工業、電気・ガス・水道分野での上方修正によって膨らんだものと推定される。8月の製造業生産高は、7月増加した反動もあり自動車本体とパーツ製造分野での落ち込みがあった為、前月比0.5%減少をみせた。8月の鉱工業では前月比0.6%減、一方、電気・ガス・水道分野は同0.6%増であった。8月の全体の工業生産高指数は2012年平均との比較で107.1%の水準となっており、前年同月比でみれば0.9%増となっている。また、8月の工業分野の稼働率は同0.4%ポイント減少し77.6%を示し、この数字は1972年~2014年の長期推移の平均を2.5%ポイント下回っている。
9月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ