イタリアのFedrigoni社は、7月初旬に火災に見舞われた同社Verona工場での操業をこのほど再開した。同工場の2ラインのうち3号機は9月7日操業を再開、1号機についても来週中には生産を開始する見込みとなっている。火災は7月2日、年産7万トンの生産能力を有する特殊紙および上質紙の生産ライン上で発生、操業は完全にストップしていた。地元消防団によれば、同日午後3:40に現場に到着し、夕刻には消火を終えたとしている。同社は当初、数日中には復旧が見込め、続いて70%の稼働率で操業中であると公表していたが、火災によるラインの損傷は予想外に大きく、復旧には当初の想定を超えた時間が掛かったとしている。
9月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ