現地時間9月16日に発生したマグニチュード8.3のチリ中部沖地震によるチリの紙パルプ企業への被害はなかった模様。大手メーカーであるArauco社とCMPC社は、両社工場はいずれも通常の操業を継続しており、工場での損傷や在庫の被害もなかったと正式に発表している。Araucoでは、本社工場とConstitucion工場で津波への警戒から従業員を一時避難させたものの、既に同日中にすべて通常操業に戻ったとしている。また、CMPC社はほとんどの工場が同国南部に位置しているが、より震源に近いSantiago地方にあるいくつかの工場にも地震・津波の影響はなかったとしている。
9月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ