晨鳴紙業は中国山東省寿光市の同社基幹工場での、年産40万トンのLBKPライン新設に関し、このほど当局より承認を得た。同省環境局は、同社が9月に修正を加えた環境アセスメントに対し計画承認の許可を与えたもの。中国環境保護部は2014年12月に提出された同社環境アセスメントを却下していた。却下の理由は、同環境保護部がパルプ・ライン新設場所が住宅地に隣接しており、環境影響を受けやすいと判断したことによるとしている。また、同地域は廃棄物処理の機能も有していない。当局はその他の問題点として同レポート上の排ガス量の計算ミスも指摘していたが、同社は環境基準に適合すべく環境アセスメントの修正に取り組んでいた。
9月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ