東欧ベラルーシのパルプ・板紙メーカーであるSvetlogorsk社は、現在同国Gomel州にて建設中の晒パルプ年産40万トンの新ラインの稼働時期を延期したことが分かった。NBKP、LBKPに加えビスコース・パルプを生産予定の同新ラインは、2016年第1四半期に商業生産に入れるものと見込んでいる。当初の計画では、今年12月には操業を開始する予定としていたもの。同国製紙メーカー協会によると、既に建設工事は最終段階に入っており、スケジュールの遅延はわずかなレベルであるとしている。同新ラインは年間240万立米の木材を消費し、生産するパルプの約75%は主に欧州、中東、中国向けに輸出される。
10月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ