山東省晨鳴紙業ホールディングスは、広東省の同社湛江工場で巨大台風の襲来後、今週初より操業を再開したと公表した。山東省晨鳴紙業傘下の湛江晨鳴Pulp & Paper社は、10月4日湛江市を襲った巨大台風で、一時操業を停止していたもの。同工場は、非塗工印刷・筆記用紙年産102万トンとLBKP年産85万トンの生産能力を有している。今回の巨大台風では広東省で18名の死者が確認され、同省ではインフラや多数の生産拠点が深刻な被害を受けた。現地メディアの情報によると、同工場を含む多数の工場は停電に見舞われたとしている。なお、市場関係者によれば、紙パルプ市場は引き続く需要低迷の為、今回の休転による大きな混乱はみられていないとしている。
10月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ