ブラジルのBahia州当局は、同州Eunapolis市に位置するFibria社Stora Enso社50:50のジョイントベンチャー企業であるVeracel工場への晒ユーカリパイン年産150万トンの新ライン導入に向けて、交渉再開を同企業へ働きかけている、と現地メディアが報じている。ブラジル南部に位置する同工場へ2006年同品種年産130万トンの新ライン導入直後から今回の新設プロジェクトは検討段階に入っていたもの。Bahia州知事は先ごろ非公式に同社株主と面談し、このプロジェクト支援を依頼したものの、現在まで同社側から状況について公式に新たな進捗の報はない。同社は増設への環境認可を既に得ているものの、いつ本プロジェクトを進めるかについて株主側の決断が滞っているとしている。この認可は2012年に取得されたもので、有効期限は2016年まで。
10月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ