ブラジルの大手包装紙メーカーであるKlabin社が同社のPumaプロジェクトとして進めている同国南部Parana州Ortigueiraに位置するL材、N材パルプ年産合計150万トンの新工場建設は最終段階に入っていることが分かった。新工場は2016年3月に操業開始の見込みとなっている。同社CEOによれば、工事は既に完成まで90%のところまできており、ライン上での初期段階のテストは始まっているとしている。Klabin社は2016年同工場では、約90万トンのパルプを生産する計画で、そのうち3分の2は晒ユーカリパルプ、残りをNBKP生産に充てるとしており、更に同年中には客先数社の品質認定を経てフラッフパルプの生産も視野に入れている。
10月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ