スウェーデンのSCA社は同国東海岸Sundsvallに位置するOrtviken工場で、持続可能なパッケージと呼ばれた製品領域を築いてきた塗工および非塗工の晒ライナーの生産から撤退する計画であることが分かった。同工場関係者によれば、同工場は今後も十分従来の指名を果たし得るが、新規注文が入ってこないのだとしている。これまで、同社のブランドであるSolo、Puro、Operioの名で販売をしてきた。SCA社は2013年よりパッケージ紙生産を立ち上げ、TMPを原料として米坪90g以下の紙に特化し生産してきた。塗工品を1号機で、非塗工品を2号機で生産しており、当初の目標は2年間で年産7万5千トンへ到達することであったものの、結果はその目標を大きく下回ったとしている。
11月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ