南アフリカを本拠とするMondi社は、ドイツSendenhorstに位置する同社工場に於ける産業用紙袋生産事業を閉鎖する案件に関して現地労働評議会との協議に入ったことを明らかにした。財政的事由、高い生産コスト、旧態依然とした工場インフラなどにより同社を業態再編への決断へ導いたとしている。その結果、同工場での産業用紙袋生産からの撤退を決定したもの。同工場はセメント業界や建材、化学品、農業分野向けに産業用紙袋を生産してきたが、昨今同工場の顧客層はMondi社の欧州内別工場から製品の調達を受ける例が増えたとしている。同社は今後、円滑な生産移管を実施し、より質の高い顧客サービスの提供へ注力していくことになる。
10月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ