最新の産業統計によれば、米国10月のコンテナーボード在庫量はメーカーの稼働率低減の影響もあり、板紙出荷やライナー輸出が振るわないにもかかわらず、前月末から9万3千トン減少したことが分かった。10月のカートン出荷量は実質ベースで前年同月比2.8%減の324億9千5百万平方フィートであったが、週平均では1.6%上昇した。1月~10月のカートン出荷量累計は前年同期比で実質0.8%増で、週平均でも同1.8%増となっている。カートン・メーカーおよび加工メーカーでの在庫量合計は、前月末の約257万トンから9万3千トン減少した。アナリストによると、今回の在庫減少は過去5年間の10月平均値より5万5千トン多く、また過去10年間の平均値より7万トン多いとしている。
11月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ