ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によると、10月同国のパルプ輸出量は前年同月比7.3%増の約112万トンであった。また、特にパッケージ紙と印刷・筆記用紙を中心とした同月の紙輸出量は、レアル安と国内需要の落ち込みを背景に、同22.6%大幅増の約17万9千トンとなった。一方、1月~10月の紙輸出量累計は前年同期比8.7%増の約170万トン、パルプ輸出量累計は同8.9%増の960万トンとなった。この10ヶ月間のパルプ生産量累計は、前年同期比4.6%増加し約1千4百20万トンであったものの、紙生産量は同0.3%微減の約860万トンとなった。
11月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ