チリのArauco社は、投資額$1億5千万に相当するスペインTafisa社の株式50%事前購入申し込みの契約書へ署名を行なったとこのほど発表した。この取引には、スペイン、ポルトガル、ドイツ、南アフリカへの供給拠点となる10ヶ所の合板工場が含まれている。これら10工場には合計約3千人の従業員が雇用されており、合板の生産量合計は年間420万立米である。Tafisa社は現在ポルトガルSonae社の傘下にあり、今回の取引が正式に成立すれば、社名はSonae-Araucoとなる予定で、新会社の生産量は構造用パネル46万立米、MDF(中質繊維板)145万立米、パーチクルボード227万立米、木材10万立米となる。
12月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ