中国政府は、継続中である国内の老朽化生産設備の廃棄キャンペーンに於ける2014年の結果を公表し、紙パルプ部門では1年間に約547万トン分の設備が廃棄されたことを認めた。このほど同国工業情報化部は、紙パルプ業界を含む18の産業に於ける設備廃棄の結果を公表したもの。547万トン分という数字は、当初目標としていた492万トン分を上回る結果となったが、ここ数年、年間の実績値は目標数字を上回る状況が続いている。2011年の廃棄実績は831万トン分、2012年は1千57万トン分、2013年は831万トン分でいずれの年も目標のそれぞれ820万トン、995万トン、742万トンを超える結果となっている。ただし、政府当局は2015年の目標数値は公表していない。
12月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ