ロシアのIndustrial Pulp社は、同国Perm地方ChusovoyにDP(溶解パルプ)年産25万トンの生産能力を有する新工場を建設する計画であることが分かった。同社は既に工場建設を担う中国22MCC Groupとの契約書に調印済みで、2020年の操業開始を目指している。投資総額は約$5億で投資家グループの自己資金を財源とすることになっている。同工場は、ビスコース人造短繊維DPを年産20万トンおよびDPの工業銘柄年産5万トンを生産する予定。2016年~2017年に土木工事、2018年~2019年に建屋建設、設備据え付けなどを行なう計画で、テスト稼働は2019年から開始の見込みとしている。
12月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ