米国森林紙製品協会が発表した最新の統計によると、同国10月の紙・板紙生産量の合計は前年同月比1.4%微減の約669万トンであった。低調な10月の数字が影響したこともあり、1月~10月の生産量累計も前年同期比0.9%減の合計約6千610万トンに終わった。10月単月でみると、新聞用紙は前年同月比10.4%大幅増の16万9千トンとなったが、今年の累計では依然として前年同期比15.7%の落ち込みとなっている。しかしながら、この月間16万9千トンは新聞用紙では2014年8月以来最大の生産量である。一方、10月のライナー生産量は前年同月比2.1%減の212万トンにとどまり、今年初のマイナスを示した。
12月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ