最新の産業統計によれば、米国11月の工業生産高指数は10月に0.4%の微減をみせた後、当月も同様に前月比0.6%の微減となった。11月の製造業生産高は前月から横這い推移となったものの、電気・ガス・水道分野はここまで温暖な気候よる暖房需要減で同4.3%減であった。鉱工業分野では前月比1.1%減となったが、この主因は昨今暖房用の採炭の激減に加え灯油・ガス使用へのシフトが顕著となったことによるもの。11月の全体の工業生産高指数は2012年平均との比較で106.5%の水準となっており、前年同月比でみれば1.2%減となっている。また、11月の工業分野の稼働率は同0.5%ポイント減少し77.0%を示し、この数字は1972年~2014年の長期推移の平均を3.1%ポイント下回っている。
12月16日付RISIから抜
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ