オーストリアを本拠とするHeinzel社は、南アフリカを本拠とするMondi社の再生コンテナーボード年産22万トンの生産能力を有するドイツRaubling工場買収を完了したことが分かった。買収取引は1月1日付で完了した。今回の取引総額2千5百万ユーロには、同様にRaublingに於ける再生古紙仕分け工場と飲料用板紙パッケージ生産などを運営するChiemgau再生事業も含まれているとしている。Raubling工場では、2機の製紙ラインが稼働しており、いずれのマシン巾も2,500㎜となっており、クラフト・テストライナー、一般テストライナー、再生段ボール原紙の生産に特化している。製品は主にドイツ市場に向けられ、Mondi社の段ボール工場にも出荷されている。
1月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ