引き続くブラジル経済の低迷を反映し、2015年の同国段ボール原紙業界もその販売量は数字を落とす結果となった。同国段ボール原紙協会が発表した統計速報値によれば、同国段ボール原紙産業が1月~12月に販売した段ボール原紙、シート、関連資材の数量は合計332万トンで前年比3.06%減少した。平米換算すると、前年比3.21%減の64億3千万平米となった。1年間のうち対前年同月比でプラスを示したのは3月、6月、12月の3ヶ月のみで、それぞれ0.6%増、1.3%増、0.5%増であった。2015年で最も前年同月比で数字を落とした月は8月で、6.3%減少となっている。また、12月は前月比6.2%減、前年同月比0.5%増の265,907トンの販売量であった。
1月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ