オーストリアのHeinzel社でNBKP生産を担うZellstoff Pols工場は、12月下旬の回収ボイラーNo.2の運転再開から、先週になってフル操業に入ったことが分かった。当該の回収ボイラーは2014年3月に起きた爆発事故によって損傷、約17ヶ月間の修理期間中は運転を止めていたもので、この間は回収ボイラーNo.1のみでの稼働を余儀なくされた為、同工場の稼働率は約半分程度まで落ちていた。工場関係者によると、現在回収ボイラーNo.1は運転を止めているとしている。修理作業が完了しフル操業に入ったことで、同工場は今年約42万トンのNBKP生産を見込んでいる。
1月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ