EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、11月欧州の新聞用紙・SC紙・塗工中質紙などの出荷量は前年同月比で依然として軒並み下回っている中、非塗工中質紙のみ健闘している。新聞用紙の出荷量は671,000トンで、前年同月比3.1%減少、そのうち域外輸出向けは同0.7%下落して111,000トンであったが、域内向けでも同3.6%数字を落として559,000トンであった。一方、SC紙では同4.3%減の319,000トン、そのうち欧州域内での出荷量は同0.8%微増の283,000トンだったものの、欧州域外輸出向けでは同30.0%大幅減の39,000トンとなった。また、塗工中質紙では合計545,000トンで前年同月比5.0%減、そのうち域外輸出向けは同8.0%減の84,000トン、欧州域内では同4.4%減で460,000トンに終わった。
1月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ