フィンランドのKotkamills社は、同社工場の機械仕上げコート紙(MFC)年産18万トンの生産能力を有する2号機を改造して、折り畳み箱用板紙と食品用再生可能バリヤー・ボードの生産に切り替える投資プロジェクトを推し進めていることが分かった。同社は同ラインの改造工事に入る為、1月23日付で同社のMFCブランドSolarisの生産を中止したとしている。同社代弁者によれば、同2号機の解体は1月25日に開始されたものの、Solarisブランドの今後の展開についてはコメントを差し控えている模様。ただし、同社関係者は当初このSolarisの販売については既存客先向けに今年6月末まで継続するなど、契約に則って供給を保証すると公表していた。
1月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ