中国のVinda International Holdingsは、今年中に同国内で年産3万トン級の新たなティッシュ・ライン3機を増設し、操業を開始すれば同社のティッシュ年産能力は合計で104万トンに達することが分かった。この新ラインは3機ともに、年内後半に稼働を開始する見込みで、ひとつは山東省莱蕪市の同社本社工場に導入される予定。同ラインはイタリアのToscotec社製で紙幅3,400㎜、設計スピードは分速1,700mとなっている。同工場では3機の既存ティッシュ・ラインがあり、年産合計8万トンの生産能力がある。その他、同様に年産3万トンの新ライン2機は広東省江門市に位置する同社Sanjiang工場に新設される計画であるが、同工場は既にティッシュ年産20万トンの生産能力がある。
2月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ