米国の最新の通産統計によると、12月の物品・サービス分野の貿易赤字額が、前月の$422億から$11億増加して$434億へ赤字幅が拡大する結果となった。12月の輸出額は前月から$5億減少して$1,815億であったが、一方、輸入額は前月から$6億増加して$2,249億となった。12月の物品・サービス貿易赤字が前月比増加した要因は、物品分野の貿易赤字が$13億増加して$625億となったことに加え、サービス分野の黒字幅が$1億増の$192億となったことが反映されたことによるもの。2015年1月~12月の累計でみると、物品・サービス貿易赤字は$5,315億で前年同期から$232億増加(前年同期比4.6%増)。同時期の輸出額は$2兆2千3百3億で同$1,129億減(同4.8%減)、輸入額は$2兆7千6百18億で同$897億減(同3.1%減)となっている。
2月5日付RISIから抜粋