米国ファイバー・ボックス協会の報告によれば、2015年同国のカートン出荷量は3千6百86億平方フィートで実質ベースで前年比1.2%増、週平均で同1.6%増となった。この数字は、大きく景気後退した同国2008年~2009年以降にゆっくりと景気回復をみせてきた中でのカートン出荷量平均値1.1%増をやや上回った形となった。2015年カートン出荷量の伸びは、同年カートン需要を中心とした非耐久消費財の生産量が示した上昇率1.1%をもやや上回った。昨年、米国の北東部、南東部、北中部でのカートン出荷量は大きく伸びたものの、南中部での需要は盛り上がりを欠いた状況であった。
2月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ