カナダのKruger社は、ケベック州の同社Trois-Rivieres工場の10号機を現在までの新聞用紙生産用から最新鋭の軽量・高強度再生ライナー生産設備へと改造することで、モントリオールを本拠とするPoyry社へ詳細な技術サービス供与注文書を提出したことが分かった。Kruger社は北米の大手製紙メーカーであるが、同社は今回のTrois-Rivieres工場プロジェクトを近年ではもっとも重要な設備投資のひとつとみなしている。約20ヶ月を要するとみられる改造工事で、既存の新聞用紙ラインは大規模な改造を施され、最新のコンテナーボード製造技術が組み込まれることとなる。改造後のラインは、原材料として100%再生段ボールを使用して年産36万トンの能力で軽量・高強度ライナーを生産する計画。
2月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ