ブラジル段ボール原紙協会が発表した統計速報値によれば、2016年1月の段ボールカートン、関連資材、平判等の出荷量合計は引き続き下降傾向で、25万5千260トンに終わった。この数字は前年同月比7.88%減で、前月比でも3.8%減となっている。また、2015年通年でみると前年比3%減の累計330万トンとなっており、段ボール原紙の出荷量は漸減している。この年は、段ボール原紙出荷量を前年同月比でプラスとしたのが3月、6月、12月の3ヶ月のみで、それぞれ0.6%、1.3%、0.5%の小幅な上昇にとどまった。一方、8月は前年同月比6.3%減として、12ヶ月のうち最低の減少率を示した。
2月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ