パキスタン政府は、このほど中国・インドネシア・韓国からの輸入板紙について2種類のアンチダンピング調査を開始したことが分かった。まず、1月30日に同3ヶ国からの裏ねず貼合板紙をターゲットとして調査を開始、続いて2月8日に中国からの輸入折りたたみ箱用板紙の調査を開始した。パキスタンのCentury Paper and Board社が同国関税委員会に上記2種類のケースを申告したもので、当該品の輸入によって同国の国内産業が物理的な被害を過去から現在にわたるまで受けていると申し立てたもの。同委員会によれば、同国税関での関税コード48109200、48109900が該当するとしている。
2月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ