ドイツの再生コンテナーボード専業メーカーであるNiederauer Muhle社は、ドイツ西部に位置する同社Kreuzau工場で技術的な故障の為、一時的に飲料用紙器古紙の再生加工ができない状況となっていることが分かった。同国の産業委員会FKNからの情報によれば、同工場のドラム・パルパーの異常事態で、3月中旬まで飲料用カートン古紙の再生加工が不能となる模様。同社は通常、同国内および近隣諸国での使用済み飲料カートン回収を手広く実施しており、RISIのデータベースによれば同工場では年間約17万トンの液体用紙器の古紙を消費しているとしている。その為、現在FKNからの指示を受け、ReCarton社が再生加工の代替について解決策を検討している。
2月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ