Guangzhou Paper社が、同国広東省広州市に位置する同社工場の年産40万トン新聞用紙ラインを春節後に再稼働させたことが分かった。春節期間のうち10日間の休転を実施した9号機は、2月18日金曜日から再稼働に入った。期間中には同ラインの保守点検整備が実施された。同ラインは、広州市郊外の南山区に位置する同社工場に2007年新設、ワイヤー巾10,200㎜で設計スピードは分速2,000mの仕様である。同工場には、2機の既存ラインがあり非塗工印刷・筆記用紙を合計年産20万トン生産する能力がある。同社は、この他に広州市下町地域の1工場で生産活動を行なっていたものの、現地当局が進める商業開発により再区分されたことで、その工場を2010年に閉鎖としていた。
2月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ