ロシア東部のKranoyarsk市Lesosibirskに年産125万トンのNBKPおよびDP生産の新工場建設を計画していた同国Angara Paper社は、このほど同市の仲裁裁判所より破産宣告を受けたことが分かった。同社は既に昨年4千7百万ルーブル($6百20万)の負債返済に窮した時点で破産申請を行なっていたもの。また、同社は従業員への給与支払い3百60万ルーブルも未決済のままとなっている。同社はキプロスを本拠とするBrazzaco and Bonsin Commercial社の管理下にあり、2008年当該の新工場建設計画を発表していた。同プロジェクトは、年産90万トンのNBKPラインおよび年産30万トンのDPライン建設を想定しており、2013年初頭に着工、2017年稼働開始の計画となっていた。
2月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ