米国メーン州の現地メディアの報道によると、Lincoln社の破産に関する意見聴取が行われていた最中、同社メーン州の工場が保有していた2機のティッシュ・ラインのうち大型のラインが2月23日売却されたとしている。購入者は2月24日まで特定されていなかったものの、当初売却に反対したLincoln社の何人かは、カナダのKruger社がそのラインを購入したと主張したことが分かった。同ライン8号機の生産能力は年間3万5千トンとしている。Metso社製の同ラインは2006年に導入され、消費者用ティッシュ製品向けにナプキン1万5千トン、トイレット紙1万1千トン、紙タオル8千トンを生産していたもの。
2月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ